救急救命士が行える処置が増えました

 平成26年1月31日付けで「救急救命士法施行規則の一部を改正する省令」が公布され、すさみ消防署では、実施にあたり必要となる講習を修了した救急救命士を配置し、平成26年8月1日から運用を開始しました。

心肺停止前の重度傷病者に対する静脈路確保

多量の出血やアナフィラキシーショック、熱中症などが原因で血圧の低下などの症状がある場合や、長時間機械などの重量物に挟まれていた傷病者に対して静脈路確保と輸液(点滴)を行い症状の悪化を防止するために行う処置です。

血糖の測定と低血糖発作時のブドウ糖溶液の投与

低血糖が原因で意識状態が悪くなっている可能性がある傷病者に対し、血糖の測定を行い、血糖値が異常に低い場合、ブドウ糖溶液を点滴から投与することで意識の状態が改善されることを期待して行う処置です。
また、血糖の測定を行うことは搬送先医療機関の選定などにも有効です。

※ご理解とご協力よろしくお願いいたします。

お問い合わせ先

すさみ消防署
TEL 0739-55-2237  FAX 0739-55-3902