国指定天然記念物 稲積島暖地性植物群落・江須崎島暖地性植物群落
稲積島暖地性植物群落
稲積島暖地性植物群落は、昭和46年3月1日に国の天然記念物に指定されています。
古くより住民に神の島とあがめられ、島内に弁天宮が祀られています。
島にまつわる伝説も数多くあります。
島名の由来についても、一説に、神武東征の際に住民が稲束をこの島に積んで献じた故だと伝えられています。
オオタニワタリの自生北限地でしたが、ほとんど絶滅してしまい、補植活動が現在行われています。
江須崎島暖地性植物群落
江須崎島暖地性植物群落は、昭和28年11月に国の天然記念物に指定されています。
全島が神聖化されており、中央には江須崎明神が祀られています。
境内には、ハカマカズラの大木がありましたが、近年枯死しました。
また、この島の椎の実は大粒で有名です。
島の入り口付近には、城祐三はじめ多くの俳人の句碑や高橋藍川の詩碑などがあります。