文化財景観の保護に関する手続き
文化財景観の保護に関する手続き
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にすさみ町の熊野古道大辺路「長井坂」と「タオの峠」が登録されています。本遺産は、霊場と参詣道だけでなく、その周辺に広がる「文化的景観」も資産の重要な構成要素の一つとなっています。
すさみ町ではこれらの景観を守っていくために「すさみ町熊野古道大辺路周辺の文化的景観の保護に関する条例」を制定しています。
文化的景観保護地区
文化的景観保護地区とは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の景観を守るため遺産の周囲に設けられている区域で、世界遺産の「緩衝地帯(バッファゾーン)」とも呼ばれています。
範囲は参詣道の場合道を中心に左右50mに設定しており、すさみ町は、「長井坂」と「タオの峠」の2か所があります。
詳細についてはすさみ町教育委員会社会教育課までお問い合わせください。
行為の制限
以下のことを行おうとする場合、町長の許可を受けなければなりません。
下記申請書にて届出をお願いいたします。
(1) 建築物その他の工作物を新築し、改築し、又は増築すること。
(2) 建築物その他の工作物の色彩を変更すること。
(3) 土地の形状を変更すること。
(4) 土石を採取し、又は鉱物を掘採すること。
(5) 水面を埋め立て、又は干拓すること。
(6) 立木竹を伐採すること。
(7) 広告物その他これに類するものの掲出若しくは設置、又は広告その他これに類するものを工作物等に表示すること。
※それぞれ「許可される基準」がございますのでお問い合わせ下さい。
申請書
必要なもの
- 申請書
- 事業計画のわかるもの
- 付近見取図
- 工事仕様書
- 立体図、平面図、断面図 など